宮原華音 「感情を優先させた」アクションで熱演 憧れは綾瀬はるか
女優の宮原華音(25)が、主演舞台「星守りのスラム」(5月27日~6月1日、東京・武蔵野芸能劇場)で、アクション女優としての新境地を開く。荒廃した世界を舞台に、壮絶な過去から生き延びた1人の女性を熱演する。コロナ禍に見舞われ、約1年半ぶりの主演舞台にも「私たちは、劇場で待つことしかできない」と冷静沈着。これまで挑戦したことのない「感情を優先させた」というアクションで、人々の心をつかむ。
木下優樹菜さん(33)、菜々緒(32)らを輩出した「三愛水着イメージガール」に史上最年少の15歳で選出され、全国大会優勝の実績を誇る空手を武器に、170センチのスラリとした手足から繰り出される力強いアクションで名をはせる。プロテインマイスターの資格を取得するなど、普段からボディーメークを欠かさないプロフェッショナルぶりだ。
憧れはアクション業界内でも評価が高い綾瀬はるか(36)。「今までアクション=宮原華音だったけど、綾瀬さんのように逆の印象に変えていけたら」と、新たな理想像に向けて演技を磨いている。
◇宮原華音 (みやはら・かのん)1996年4月8日生まれ。東京都出身。170センチ。11年に史上最年少となる15歳で「三愛水着イメージガール」に就任したことをきっかけに、現事務所に所属。ドラマ「仮面ライダーアマゾンズ」(16年Amazonプライム・ビデオ)で、17年ベストアクション女優賞で優秀賞を受賞。主な出演作は、映画「暗殺教室~卒業編~」、「BLOOD-CLUB DOLLS」シリーズ。