野口五郎、野口五郎岳の由来を知り驚く「ややこしかった?」とびっくり
歌手の野口五郎が27日、NHK「日本人のおなまえ」に出演。自身の芸名の由来となった「野口五郎岳」がなぜ「野口五郎岳」となったのか、その理由を知り、驚きの表情を浮かべた。
野口の芸名の由来は、長野県と富山県の境にある「野口五郎岳」から取られた。デビューが決まった時は「水木哲也」という芸名だったが、あいさつに行った山好きの出版社の編集長が「山のようにたくましくなってほしい」と、実在する山の名前から「黒部五郎」「野口五郎」の二択を迫り、野口五郎となった。
だが気になるのは、野口五郎岳の名前の由来となった人物。番組ではその由来を調査したところ、石が「ゴロゴロ」していたことから、その音から「五郎」となり、野口という集落から見えた山なので「野口五郎岳」となったという。人の名前からではなかった。
大正時代には「五六岳」だったが、南にある五六岳、黒部にある五六岳など、あちこちに同じ名前の山があったことから、ややこしくなり、区別するために「野口五郎岳」「黒部五郎岳」と名付けられたと説明された。
野口は、野口集落から見えた五郎岳というのは知っていたというが「最後は知らなかった。ややこしかったからっていうのは…」と驚きの表情を浮かべていた。