菅直人氏 「悪夢中の悪夢」、安倍晋三氏「再々登板」説をこきおろす
菅直人元首相が28日までにツイッターに投稿。安倍晋三前首相「再々登板」説に「悪夢中の悪夢」と批判した。安倍氏はかつて、民主党政権を「悪夢の民主党政権」とあげつらったことがある。
菅氏は「安倍氏再々登板の『悪夢』 最近、安倍前総理の再々登板説がまことしやかに流れている。まさに『悪夢』だ」と投稿。「安倍氏は桜を見る会の政治資金規正法違反や国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で自死された赤木俊夫さんのファイルの公開問題など未解決の政治スキャンダルを山のように抱えている」と指摘。
さらに菅氏は「そのうえ、福島原発事故を契機に原発ゼロに転換した小泉元総理とは正反対に、いまだに原子力ムラと手を組んで原発復活を主導しようとしている。コロナ対応でも安倍政権の失敗が菅(すが)政権に引き継がれている。このような安倍氏の再々登板などまさに『悪夢中の悪夢』だ」と記した。