【山田美保子のミホコは見ていた!】「ずん」飯尾和樹の“ちょうどいい”魅力
新垣結衣と結婚することを発表後、初めてマスコミの前に姿を現した星野源が着用していたのが、「ずん」飯尾和樹のギャグ「ぺっこり45度」をモチーフにした「PECCORI Tシャツ」だったことはデイリースポーツ・オンラインの既報どおりだ。
飯尾は19年公開の星野主演映画「引っ越し大名!」で共演。昨年も星野と綾野剛がW主演した「MIU404」(TBS系)にゲスト出演するなど親交があった。同Tシャツは昨年、飯尾が星野に贈ったモノだったのである。
その飯尾は現在、ドラマやCMから引っ張りだこ。例の「MIU404」は、同局の「アンナチュラル」からの流れだし、「おじキュン」なるワードが誕生した「私の家政夫ナギサさん」(同)はスペシャルを含めて出演した。現在オンエア中の「着飾る恋には理由があって」(同)にも出演している。
だが、そうしたドラマ出演より目立っているのはCMだ。しかも、田中みな実(TAMPACT)、江口のりこ(明治プロビオヨーグルト)、伊藤沙莉、高橋メアリージュン(メルカリ)、深川麻衣(総務省マイナポイント広報室)、杉咲花(花王ハミング消臭実感)、奥貫薫(ベルーナ)などなど、話題の美女と次から次へと共演しているのである。
たとえば、名バイプレイヤーであり、名作CMに多数出演してきた奥貫との夫婦役は、「関係性や、やりとりが素敵」と話題に。江口とは夫婦役でも恋人役でもないが、これから何かあるのかもと想像力をかきたてる。
さらに杉咲との関係は「謎だ」と一般紙ラテ欄に読者から質問が届くほど反響があった。答えは「親子」なのだが、現在の飯尾のモテっぷりを考えると「年の差夫婦かもしれない」と思ってしまう視聴者も多かったのだろう。
そういえば、武田玲奈が田中圭よりも飯尾を選ぶ「BOAT RACE振興会」もあったし、現在放映中の“体重管理篇”で共演中の山村紅葉とも飯尾は「いいカンジ」なのである。
バラエティでも女性の共演者に対して失礼な言動が一切なく、第7世代よりも先に“傷つけない笑い”をやっていた心優しき飯尾。夫役や父親役、上司役として“理想”というよりは“どこかに居そうな”キャラ。シリーズCMにもなくてはならない存在である。「ちょうどいい男」飯尾和樹から目が離せない。