ジャニーズWEST「僕らが大阪を元気に」有観客に胸熱!埼玉で29曲
人気グループ・ジャニーズWESTが29日、さいたまスーパーアリーナでライブツアー「LIVE TOUR 2021 rainboW」の埼玉公演初日を迎えた。デビュー7年を迎えた7人組が、「7人が全力で奏でるメロディーは、笑顔をつなぐ虹になる」をテーマに全力パフォーマンス。底抜けの明るさと熱量で魅了した。
ペンライトがまばゆく揺れる景色に、桐山照史(31)は「やっぱり、ここが僕らの生きる場所や」と胸を熱くした。デビュー曲「ええじゃないか」をはじめ、「証拠」、あいみょん作詞作曲の新曲「サムシング・ニュー」など計29曲を熱唱。感染対策で発声ができない会場を楽しませようと、「WA!WA!ワンダフル!!」では観客とともに同じ振り付けで一体感を味わった。
セットリストではそれぞれの個性も意識し、メンバー全員がソロ曲を披露した。重岡大毅(27)は、自身の父親へのメッセージを込めて作詞した「サラリーマンの父さん」を熱唱。「タイガースが負けてボヤいていたリビング」との歌詞も盛り込んだコミカルでセンチメンタルな一曲で、新たな魅力を届けた。
約2年ぶりの有観客公演となった今ツアーは、4月3日の北海道公演からスタート。計7都市24公演を予定していたが、コロナ禍で5月2~5日の大阪城ホール公演が中止に。ホームグラウンドへの凱旋(がいせん)が叶わなかったが、小瀧望(24)は「大阪でやりたいという気持ちはあきらめてない」と力を込めた。中間淳太(33)は「こういうコロナの状況だからこそ、僕らが大阪を元気にしたいと思います」と今こそ故郷へエールの風を吹かすことを誓った。