橋下徹氏 0コロナ目標を否定「病気に絶対かからない方法は死ぬこと」
元大阪府知事の橋下徹氏が30日、ツイッターを投稿。台湾で新型コロナウイルスの感染が急拡大している記事を引用し、「日本において0コロナを目標にするとどうなるか」と問いかけた。
台湾は、これまで1日1桁程度の新規感染者で推移する感染予防の優等生とされていたが、5月中旬から1日の感染確認者数が500を超える日もあるなど、急激に感染が拡大。29日には死者も21人が報告された。
この報道を受け、橋下氏は「台湾2300万人の台湾でもこの状態。1億2000万人、しかも台湾よりも巨大な大都市圏を抱える日本において、0コロナを目標にするとどうなるか。」と問いかけた。
さらに「手段のレベルは目標をどう設定するかにかかってくる。日本で0コロナを目標にすれば、とんでもない社会経済活動の抑制が必要になり、それでも0コロナを達成するのは困難だろう。病気に絶対かからない方法は死ぬこと。しかしそんな方法は誰もとらない。コロナ対応も同じこと。」と指摘。日本では、経済活動を徹底的に抑制しても感染者0を達成するのは難しく、方法論として間違っていると見解を示した。