モーリー・ロバートソン 東大&ハーバード合格は「バンドの宣伝のため」だった
国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン(58)が3日、日本テレビ系「スッキリ」に出演。自身が東京大と米ハーバード大に合格したのは「当時やっていたパンクバンドを宣伝するためだった」と話した。
この日の番組では、今春に茨城県立日立一高から米最難関ハーバード大学に現役合格した松野知紀さん(18)を特集した。
松野さんが中学から始めたオンライン英会話で海外文化に興味を抱き、現在は政策に関心を持っていると語る様子を見たモーリーは「僕が18歳のときより、松野さんの方が遥かにしっかりしていた。自分が世界情勢には興味がなかった」と感心。「自分が当時やっていたのはパンクバンド。パンクバンドの宣伝のために、東大とハーバード受けたら合格した」とあっけらかんと話した。
宣伝のために世界最高峰の大学と日本最難関の大学にW合格したのだから、十分に天才のはず。番組では、合格したばかりの18歳当時のモーリーが髪の毛ふさふさの状態で同局のテレビ番組に出演。バンドとともに激しくシャウトする様子も放送された。
「東大とハーバードに合格したので『イェーイ!』って日テレが出してくれたので、暴れた」と話すモーリーに、MCの加藤浩次が「で、バンドは売れたの?」と聞くと、「私がテレビに出る緊張に負けて、パンクバンドは解散してしまいました」とポツリ。
音楽業界で成功するのは、試験問題を解くより難しいという現実を、身を以て教えていた。