朝ドララストで時計が2時46分 ネットは同じ東北「あまちゃん」重ねる【ネタバレ】

 3日のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」では、3月11日の震災直前までの百音(清原果耶)の様子が描かれた。これにネットでは、やはり震災が描かれた「あまちゃん」を重ねる声が上がった。

 この日の「おかえりモネ」は、百音(清原果耶)の高校3年時が描かれた。父の影響で音楽好きとなった百音は、音大を受験することに。自宅のカレンダーには3月11日の欄に「合格発表」と記されていた。

 父と一緒に発表を見に行くも、百音は不合格。そんな娘を励まそうと、父は帰りに仙台市内の行きつけのジャズバーに百音を誘い、食事を食べさせる。食事を終え、2人は帰ろうとするも、ステージで生演奏が始まり、百音は「聞いて帰る」と再び着席。その瞬間に時計が2時46分となり、この日の放送は終わった。

 3月11日午後2時46分は、もちろん東日本大震災が起こった日時。直後の「あさイチ」では鈴木奈穂子アナウンサーは「ちょっと動悸(どうき)が…すいません」と少し辛そうな表情。ゲストで「おかえりモネ」でヒロインの祖母を演じる竹下景子も「ちょっとドキドキしますね、今日のこの展開…」と神妙な表情だった。

 朝ドラで東日本大震災が描かれたものでは、13年放送の「あまちゃん」が有名。同じ東北が舞台で、アイドルを目指すヒロインのアキは東京でGMTとの合同ライブを控えており、アキのライブを見るために、ユイが北鉄に乗り、出発した直後に東日本大震災が起こる。観光協会に飾ってあった北三陸のジオラマで、地震の大きさを表したシーンも印象的だった。

 ネットでもこの日の「おかえりモネ」で「あまちゃん」を思い起こした人は多くいたようで「『あまちゃん』の時に似た涙が流れてきた」「ゆいちゃんが初めて上京する予定の日、モネはJAZZを聴いていた」「同じ時、ユイちゃんは東京目指してたんだな」「おかえりモネみていて、そのころあまちゃんでは…と思ってしまったのは私だけではあるまい」と重ねる声が上がっていた。

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