中川翔子 19歳容疑者の少年扱いに憤り「加害者が守られすぎです」立川男女殺傷事件
タレントの中川翔子(36)が3日、TBS「ひるおび」に出演。東京・立川市で起きた男女殺傷事件で、19歳の少年が殺人未遂の疑いで逮捕されながら実名では報道されないことに対して、「加害者が守られすぎです」と憤った。
この事件では、風俗店店員の女性が少年から70カ所以上が刺され、失血死で死亡。同じ店で働く男性も意識不明の重体となっている。
この事件についてコメントを求められた中川は「密室で逃げられない状況で刃物を持ち込んで70カ所以上も刺すなんて、本当に異常で残忍な計画的な殺人だと思う。それでも被害者の方の名前が出てしまったりしていた。そして加害者はこんな恐ろしいことしているのに19歳。少年扱いで守られてしまう。本当に納得がいかないですね」と怒りをにじませた。
さらに「現行の少年法だと実名報道はされないみたいですけど、改正少年法が来年4月(施行)。それを分かっていたとしたら本当に許せないです」とイッキに語り、やるせない思いを吐露。最後に「加害者が守られすぎです」と怒りを押し殺すようにつぶやいた。
同番組では容疑者の少年については「あきる野市 少年(19)」と放送。被害者は「風俗店店員の女性(31)」「同じ風俗店勤務の男性(25)」といずれも匿名で報じているが、死亡女性を実名報道しているメディアもある。
来年4月施行の改正少年法では、罪を犯した18、19歳を「特定少年」として厳罰化することが国会で可決されている。実名報道も原則可能となる。