NHK報道局の職員5人がコロナ感染 1人は発熱、他は無症状
NHKは3日、報道局の職員5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
感染が確認されたのはいずれも東京都在住の20代女性1人、30代女性1人、30代男性3人で、PCR検査の結果、陽性と判定された。20代女性は発熱の症状があったが、他の4人は無症状で、現在は保健所の指導に従い、医療機関やホテルで療養している。4人は保健所の聞き取りの結果、家族以外に濃厚接触者はいないという判断で、残る1人は今後聞き取りを受ける。
同局によると、5月27日夜に20代女性に発熱の症状があり、PCR検査の結果、29日に陽性が判明。30代男性の1人は、同30日に家族のコロナ感染を受けてPCR検査の結果、31日に陽性と判定された。
別の30代男性は31日に自主的にPCR検査を受け、今月1日に陽性判定。残る2人は同じ部の職員が感染したことを受けて2日にPCR検査を受け、陽性と判定された。
NHKは、職員が取材で立ち寄った場所の消毒を行ったことを明かし「今後も保健所と連絡を取りながら感染拡大防止に努めてまいります」とした。