AKB柏木由紀 「一刻を争う事態ではない」、難病「脊髄空洞症」について

 AKB48の柏木由紀(29)が3日、「皆様にご報告があります」とのタイトルで自身のYou Tubeチャンネルを更新し、約10万人に1人の難病「脊髄空洞症」に罹患(りかん)したことを明かした。

 この日、テレビ東京系で放送された「主治医が見つかる診療所【芸能人“お悩み解決”人間ドックSP】」に出演。番組内で人間ドックを受け、MRI検査の検査画像から「脊髄腫瘍」「脊髄空洞症」の疑いがあると指摘された。番組内では脳神経外科専門の医師が、進行が進んだ場合「階段の上り下りにも影響が出てくる」としたが、早期発見と考えられると見解を示した。

 You Tubeは番組の終了を受けて更新。柏木によると、病気を知ったのは5月22、23日のAKBコンサートの約1週間前だったという。ただ「コンサート中は病気のことを一回も思い出さないぐらい元気にやったんですけど」と話した。番組の収録後にすでに再び精密検査を受けたといい「急いで治療をしなければいけない状態ではない。すごく一刻を争う事態ではないですし、命にも別状はないんですけども」と深刻な状態ではないことを明かした。

 今後はスケジュールと相談しながら様子を見るといい「まとまって、もしかしたら治療に専念してっていう時があると思うんですけど、その時になってみないと分からないですけど」とした。当面は通常通りの活動を続けていくという。

 1年以上前から左手の指にしびれの症状が出始めたという柏木。病名を知った当初は「嘘でしょ?」と驚きを隠せなかったというが、医師からは薬を処方されているといい「薬を飲んでいる時はしびれがなくて。現状は元気ですので。温かく見守っていただければ」と話した。

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