鳩山由紀夫氏 菅首相に「逃げずにご自分の論理で」、「私は主催者ではない」発言に
鳩山由紀夫元首相が8日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が、東京五輪・パラリンピックについて「私自身は主催者ではない」と述べたことに、「逃げずに」と求めた。
鳩山氏は「菅首相は『国民の命と健康を守るのが私の責任で、それが崩れたら五輪は行わない』と述べた。この1年半コロナ対策は失政続きで、国民の命も健康も守れていないではないか。既に前提は崩れているのだ。『主催者ではない』と逃げずに、ご自分の論理の帰結として五輪は行わないとされるべきだろう」と逃げずに判断すべきだと投稿した。
菅首相は7日の参院決算委員会で、東京五輪・パラリンピック開催が可能となる具体的な基準を「国民の命と健康を守る」点を開催の前提条件だと繰り返した。立憲民主党の水岡俊一氏が首相に「前提が崩れたときに中止の選択肢を取れるのか」と追及。首相は「私自身は主催者ではない」とし、前提条件について国際オリンピック委員会(IOC)にも伝えると述べた。