春風亭昇太 初めて見た高座は小朝、「おもしろくて衝撃を受けた」

 落語家の春風亭昇太(61)が13日、読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」(日曜、後4・30)に出演し、落語にはそもそもまったく興味はなく、「おじいさんが黒い着物を着てぼそぼそしゃべって、おもしろいわけないと思った」と落語への印象は良いものではなかったことを明かした。初めて見た高座が春風亭小朝で、衝撃を受けたという。

 進行の陣内智則が、昔から落語は好きだったのかを尋ねた。昇太は「全然好きじゃない。静岡に生まれたんですけど、落語に触れる機会がない。おじいさんが黒い着物を着てぼそぼそしゃべって、おもしろいわけないと思った」と振り返った。

 静岡県内の高校を卒業後、東海大学に進学。そこで落語と運命的な出合いをはたしたという。

 昇太は「大学に入ってなにかサークルに入ろう」とし、中南米諸国に興味があったことから「ラテンアメリカ研究部」に入ろうとした。部室に行くもだれもいなかったので出直そうとしたところ、隣の部室から人がでてきて「ご飯に行ってるから30分は帰らない。それまでうちの部室にいれば」と親切に声をかけてくれた。

 昇太は「そこが落語研究会だったんです」と話した。「先輩達がずっと冗談を言ってるんです。部室にあったお酒をだして飲み始めた。この人たちのほうがラテンだ」と思って入部した。

 初めて連れて行ってもらった落語が春風亭小朝の高座だった。当時25歳、若手のスターだった。昇太は「落語はおじいさんがやって、おじいさん、おばあさんが聞いてるものだと思っていた。そしたらいきなり若い人がでてきて。小朝師匠が人気あった。落語がおもしろかったんです。なにこれ?」と衝撃を受け、落語にはまったという。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス