春風亭昇太「本当に感無量」 寄席支援のクラファン、8千万円の第2目標達成に
落語協会と落語芸術協会は14日、寄席の運営継続支援を目的とするクラウドファンディングが、同日午後8時30分頃に第2目標金額の8000万円を達成したと発表した。クラウドファンディングは、5月18日にスタート。第1目標の5000万円を開始4日目の同21日に達成していた。
寄付は当初の予定通り、6月30日午後11時まで受付。8000万円を超える支援については、寄席興行運営費に加えて寄席の環境整備等にも充てる。
8000万円の達成時点で、支援者数は5652人。約75%が1万円以下の小口支援で、10代~60代以上まで、幅広い年齢層にわたる。
落語協会の柳亭市馬会長は「本当に皆様方に心から御礼申し上げます。金額もさることながら、一人一人のお客様からいただきましたありがたいメッセージ、これが我々芸人はもちろん、寄席関係者の皆さんの心を打ちました。これだけのお客様がついているのだから、しっかりとやらなきゃいけないという気持ちでこれからも寄席を務めさせていただきます」とコメント。
落語芸術協会の春風亭昇太会長も「温かいご支援、そして本当にありがたいメッセージを5500人以上の皆様からいただいておりまして、本当に感無量です。落語の歴史は長いのですが、これほど直接的に落語を愛してくださっている皆様のことを感じられた時期はなかったのではないかと思っております。とにかく皆様もご支援・温かいお気持ちをお返しすべく、これからも努力していきますので、今後とも落語をよろしくお願いいたします」と感謝した。