政治ジャーナリストの田崎史郎氏が１５日、フジテレビ系「めざまし８」に出演。「僕はまったく酒を飲まないので『酒類提供しない』と言われても、いいかと思っちゃう」となぞの自説を展開した。

　現在、東京、大阪など緊急事態宣言下では酒類提供の店舗は休業要請が出されている。宣言については２０日が期限となっているが、田崎氏は、解除されたあともまん延防止等重点措置に移行し、酒類の提供は自粛要請となる可能性があると推測した。

　これに対して、キャスターを務める俳優の谷原章介が「緊急事態宣言下でもかなり守っていない店が増えてきている。まん防に移行して自粛と、表側の言葉だけ変えてもどれだけの実効性があるのか」と疑問を投げかけた。

　発言を受けて田崎氏は、「ポイントは酒を飲む人と飲まない人で考え方がずいぶん違う問題なんですよね」とコメント。「谷原さん、飲まれます？」と聞き「僕はすごく飲みます」と答えた谷原に対して、「僕はまったく飲まないんですよ。だから酒類提供しないと言われても『ああ、いいか』と思っちゃう」と自説を述べた。

　谷原は「そうなんだけど、酒類提供している店にとっては、お酒飲む人しか来ないわけですから、そういう飲食店にとっては死活問題だと思う」と指摘。田崎氏は「そこには協力金を支払っていくことになるけど、協力金で残額満たされるわけじゃないですからね」と話した。