中学生棋士・仲邑菫二段 決勝ならずも「自分の中では満足」囲碁・女流立葵杯準決勝
囲碁の中学生棋士、仲邑菫二段(12)は15日、福島県会津若松市で打たれた第8期会津中央病院・女流立葵杯の本戦準決勝で牛栄子三段(22)に敗れ、挑戦者決定戦となる決勝への進出はならなかった。今期の女流立葵杯で5連勝し、藤沢里菜女流立葵杯(22)への挑戦にあと2勝と迫り、最年少でのタイトル挑戦が懸かっていた。
対局は持ち時間各2時間で打たれ、女流棋聖挑戦などの実績がある若手実力者の牛三段が黒番6目半勝ちを収めた。仲邑二段は「(準決勝まで)思った以上に勝てた。自分の中では満足です」とコメントした。
もう一方の準決勝は、上野愛咲美女流棋聖(19)が加藤千笑二段(19)を破り、決勝は上野女流棋聖-牛三段の組み合わせに。決勝は16日に行われる。