山田孝之 主演映画「はるヲうるひと」で念願の日本アカデミー賞「何としてでも呼ばれたい」
俳優の山田孝之(37)が19日、主演した映画「はるヲうるひと」の絶賛御礼舞台あいさつに、共演の佐藤二朗(52)とともに登壇。本作で自身初となる日本アカデミー賞受賞への意欲を爆発させた。
佐藤が原作、脚本、監督を手がけた本作は、架空の島の売春宿で生きる人々の壮絶な生き様を描いた物語。ファンから寄せられた感想を自ら読み上げていった佐藤は「僕も毎日すごい熱量の感想を目にしているので、すごいうれしいですよね」と感謝した。
山田は、佐藤演じる長男・哲雄におびえながら必死に生きる次男・得太を熱演。その鬼気迫る演技にメガホンを取った佐藤から大絶賛された山田だったが、演じる上でひとつ気にかけていたことがあったという。「何とか日本アカデミーに呼ばれないかなと常に意識しながら。一度も呼ばれないんで、そろそろ本腰を入れて取りにいこうかなと」。デビュー以降いまだ踏んだことのないレッドカーペットの舞台を見据えていた。
その後も、山田の日本アカデミー賞への熱は冷めやらず「何としてでも日本アカデミー賞の舞台に呼ばれたい…。どうか、みなさんの口コミで私をアカデミーへ連れて行って。呼ばれるのであれば一人千円くらいは渡します!」と冗談を交え、最後まで念押ししていた。