堀ちえみ 警視庁が誹謗中傷者特定 酷い被害告白「汚い言葉」「生きてること間違い」
タレント堀ちえみが21日、ブログに「今回の誹謗中傷コメントの一件について」のタイトルで投稿。自身のブログに執拗に中傷コメントが送られていた問題について、「警視庁に相談したところ、皆様のご尽力により、誰が書き込んでいたのか、特定するまでに至りました。たくさんの関係者の皆様には、心から感謝致しております」と報告した。
状況について、自身は普段からブログを打つ程度しかスマホ操作もできないためエゴサーチもしたことがないとし、「特に舌がんの手術後には、主人が検索できないよう、スマホの設定をしてくれていますので、ニュース等もネットで知ることは、ありません」と説明した。
そのうえで「そんな状況での家族の様子から、かなりの誹謗中傷を浴びているのだなと、予測はしておりました」と説明。「私のことを『嫌いだ』と。こちらは誰しもが持っても、問題ない感情であり、私がブログで発信したことに、さまざまな違和感を持たれて意見をされても、それについては個人の自由だと思います」と自身の考えを示した。
「しかし汚い言葉で罵って、人権を無視するような言葉、生きていることが間違いであるかのような、酷い書き込み。これらに関しては、私の体調が回復していくに連れて、ますますヒートアップしてきました」と被害がおさまらなかったことを明かした。
「最初のうちは、言いたい人には、とことん言わせておけばいい」としていたが、あまりに辛辣な言葉に、「私の周りまでにも、哀しい思いや嫌な気持ちに、させてしまっていること。そしてそのうちに私自身が、『あの時に病を乗り越えたことは間違いだったのではではないか』という錯覚に、何度も何度も陥ってしまったこと。生き抜いてしまった自分を責めては、家族から私が存在することの意味を諭され、そして励まされて、何とか過ごしてきました」と耐えてきたことを記した。
一方で「そして匿名という鎧があっても、その気になれば特定することもできます」と記した。「捜査中の事案もまだありますので、全てはご報告出来ませんがこの場をお借りして、皆様にご報告させていただきます」としている。