赤井英和 大阪・飛田新地の実家で撮影「うれしかった」15年ぶり映画主演
元プロボクサーで俳優の赤井英和(61)が23日、都内で行われた主演映画「ねばぎば 新世界」(7月10日公開)完成披露舞台あいさつに、監督でW主演の上西雄大(56)らと登壇した。
大阪・新世界を舞台に、かつての大映映画をほうふつとさせる痛快アクションドラマ。赤井は2006年の「ありがとう」以来15年ぶりの映画主演で、かつてボクシングジムを経営していた、串カツ屋で働く人情の男・村上勝太郎を演じている。
作中の家のシーンでは、89年公開の主演映画「どついたるねん」ぶりの大阪の歓楽街・飛田新地の赤井の実家でロケを敢行。「生まれ育った街で撮れたのは非常にうれしかったですね」と目を細めた。
夫人がツイッターにあげる愛らしい姿が好評なことにふれ、上西は「ずっとダジャレ言ってて、ツッコんだ方がいいのかなとなったときに、自分から落としてくれる」ところがかわいいと暴露。ダジャレの数も多いと明かされ「手数が勝負です。数打ちゃ(当たる)」と得意げだった。
赤井は「殴り込みに行く前に、焼き肉屋で乾杯しているシーンの『俺はお前のこと、弟やと思とる』は、いつ見てもじーんときますね。自分で演じてるんですけど」と自画自賛していた。