櫻井翔&相葉雅紀 NHK五輪ナビゲーター「取材経験豊富」な嵐2人 オリ・パラの顔に
NHK放送総局長会見が23日、都内で行われ、嵐の櫻井翔(39)と相葉雅紀(38)が「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」を務めることが発表された。当初、嵐のメンバー5人で同ナビゲーターに就任。開催延期を経て仕切り直し、アスリート取材の経験豊富な櫻井と相葉が東京五輪の顔となる。また、和久田麻由子アナウンサー(32)が五輪開会式とパラ閉会式、桑子真帆アナ(34)が五輪閉会式のキャスターを担当する。
櫻井と相葉が、NHKオリ・パラの顔になる。2人は期間中、五輪番組のMCを担当し、特設スタジオなどから大会の模様や競技の見どころ、東京大会を目指しコロナ禍の中で困難と向き合ってきたアスリートたちの活躍を、さまざまな角度から伝えていく。
正籬聡(まさがき・さとる)放送総局長(60)は2人の起用理由を「取材経験が豊富」と説明した。相葉は同局の「グッと!スポーツ」や「サンデースポーツ」など、5年にわたり競技者に密着。勉強熱心な姿勢に加え、インタビューでは温かい人柄で選手の本音を引き出すのにたけている。櫻井は08年の北京五輪から6大会で取材を重ね、パラスポーツやスポーツ以外の報道にも造詣が深い。
当初は大野智(40)、二宮和也(38)、松本潤(37)も含めた全員で大役を果たす予定が、開催延期となった上に昨年末をもってグループが活動休止。大野が今年から芸能活動を休養しており、取り巻く環境が変化した。五輪関連担当者は「関係各所と協議してきた中で、今回につきましては嵐のお二人になった次第」とした。
全員での五輪番組出演の可能性に関し、同担当者は「お三方の出演予定はございません」と話したが、「NHK2020ソング」に採用されている嵐歌唱の楽曲「カイト」は今大会で使用される。