河野太郎大臣、接種に消極的な若者へ訴え 副反応以上の「高い予防効果がある」
河野太郎ワクチン担当大臣が24日、フジテレビ系「めざまし8」に生出演。課題とされている若者への接種拡大について、副反応以上に予防効果が大きいことを強く訴えた。
番組では、若者への接種について河野大臣に聞いた。若者の声として、「若い人ほど副反応が出やすいと聞いて不安」という声や「妊娠への影響はないのか」「打たなくても重症化しづらい」といった声が上がっていることも紹介した。
これに河野大臣は「副反応について言えばあります。インフルエンザより強く出ます」と断言。河野大臣自身も左腕に痛みがあり、腕が上がらない症状が出たが「今は何でもありません」と説明。2回接種した人の中では発熱する人もいるとしたが「1日でだいたい回復します」とも述べた。
その上で「副反応と、コロナに対して非常に高い発症予防、重症化予防の効果があるということを考えると、若い方にも積極的に打って下さいとお願いすべきだと思っている」と語った。
また、ネットやSNSでデマが拡散されていることにも触れ「1つ1つ潰していかないといけない」ともコメント。若者の重症化は少ないとされているが「変異株で重症化年齢は確実に下がっている」とも指摘し、重症化しなくても後遺症で「匂いが戻らない、味が戻らない、脱毛がずっと続くといったことが若い方にそれなりにいらっしゃるのもあるので若い人にも打って頂く必要があるし、自分を守るだけではなく、周りを守る意味でも大きい」と、副反応以上に怖い物があると伝えていた。