河野大臣、ブログで「ワクチンデマ」を説明 朝の生放送で「1つ1つ潰す」と明言
ワクチン担当の河野太郎大臣が24日、ブログを更新し、新型コロナワクチンに関するネットに流布する「デマ」について細かく説明している。
河野大臣はこの日フジテレビ系で放送された「めざまし8」に生出演し、ネットに流布するデマについて、若者がネットやSNSから情報を得ることが多いため「1つ1つ潰していかないといけない」と語っていた。
そして出演が終わるとすぐさま「ワクチンデマについて」と題したブログを投稿した。
「日本で流布されるデマは、当初、海外で発信され、しばらくして日本にたどり着いたものが多くなっています」とつづり、デマの65%は「わずか12の個人と団体が引き起こしていることが確認されています」とも記している。
具体的なデマについての細かな説明も。例えば「ワクチン接種された実験用のネズミが2年で全て死んだ」というものは「実験用のネズミの寿命がそもそも2年程度ですから、ワクチンを接種した人間が100年で全て死んだといっているのに等しいことになります」と説明。
その後、ネズミが猫に入れ替わったものが流布されたが「ヒトに関する研究の前段階としての動物実験でネコは一般的に使われません。現に、ファイザー社のワクチンの研究でネコが使用されたことはありません」としている。
他にも不妊、遺伝子組み換え、長期的な安全性などについても説明されており、最後に「この項は『こびナビ』(covnavi.jp,@covnavi)の監修をいただいております」と専門家の監修を経ているとした。
このブログは河野大臣のツイッターから飛べるようになっている。