女優の芳根京子（２４）が２５日、都内で行われた主演映画「Ａｒｃ　アーク」の公開初日舞台あいさつに出席。子役の鈴木咲（６）と石川慶監督（４４）からのサプライズに号泣する一幕があった。

　永遠の命を手にした女性の物語で、芳根は１７歳から１００歳までを熱演。この日迎えた初日に「手の中にあった子供のような作品が飛び出る瞬間が寂しくもあり、力強く飛んでいけという思いもある」と喜びを語った。

　芳根演じる主人公の娘役を演じた鈴木がサプライズ登場。贈られたカラフルな花束を手に「咲ちゃんに助けられました。自分に『こんなに母性本能があるんだ』と引き出してもらった」と感謝し、目をぬぐった。

　石川監督から手紙をプレゼントされると、「今日は一言目から泣くの我慢していたんですよ」とさらに涙して「自分にこの仕事が向いているのか分からなかった時期にお話をいただいた。石川さんが支えて下さって、ここに立つことが出来ています」と恩人の言葉に胸を打たれていた。

　舞台あいさつには、共演の寺島しのぶ（４８）、岡田将生（３１）らも出席した。