秋元康氏がウィル・スミス率いるウエストブルック社と業務提携「ご期待ください」「像の背中」映画化へ
放送作家、作詞家でAKB48などを手がける秋元康氏(60)が、米俳優のウィル・スミス(52)の率いる米マネジメント会社「ウエストブルック社」と業務提携したことが25日、分かった。合同プロジェクト第1弾として、秋元氏の著作「像の背中」を原作とする映画「The Elephant’s Back」の開発が決定した。
今回の提携に際し、秋元氏はコメントを発表。「世界はどう変わるのか?その予測を語ることは、僕の仕事ではありませんが、これだけは言えます。『今まで当たり前だと思っていたことを、当たり前だと思わなくなる時代、“疑心暗鬼”の時代がやって来る』。二匹目のドジョウがビジネスになることはないでしょう。つまり、常に新しいものが求められる時代なのです。ウエストブルックとの取り組みも、そんな予定調和を壊す試みの一つです。なぜ、ウエストブルックが秋元康と?なぜ、秋元康がウエストブルックと?その答えは、僕と彼らの興奮の中にあります。新プロジェクトにご期待ください」
ウエストブルック社と業務提携する「AKIMOTO PROJECT LLC合同会社」は秋元氏の活動を海外に広げるべく設立。ハリウッドでの高い専門性や知見などを持つ人材やプロダクションとの連携が重要との観点から提携に至った。秋元氏とスミスは昨年、オンライン会議を開き、意気投合したという。
提携に伴い、両社の間で映像や音楽、ショーなどの分野で企画、制作からプロモーションまで連携する。最初のプロジェクトとして「The Elephant’s Back」の開発が決定。すでに脚本家は決定しており、それと並行してテレビにおける複数のプロジェクトも開発中という。
ウエストブルック社はスミスや妻で米女優のジェイダ・ピンケット・スミス(49)ら“スミスファミリー”が中心となり映画やテレビ番組などの制作・プロデュースを行っている。スミスは「ウエストブルック社の立ち上げにおける私たちの目標は、常に、背景に関係なく視聴者をつなぐ普遍的なストーリーを伝えることでした。このパートナーシップと、一緒に作成する準備をしているプロジェクトを楽しみにしています」とコメントを寄せた。