在宅医療に移行の大島康徳氏 妻に代筆頼んでも「言葉は届けたい!」 がん闘病中
2017年2月にステージ4の大腸がんと肝臓への転移を公表し、がん闘病中の野球評論家・大島康徳氏(70)が24日夜にブログを更新し、退院したことを報告した。大島氏はたまった腹水を抜く治療のため、今月3日に入院し、6日に退院したが、その後、体調を崩し、17日に再入院していた。 妻のナオミさんが20日にブログを代筆し、「主人の在宅医療の準備を週明けから具体的に進めたいと思っています」と報告。21日のブログでは、大島氏が「実はね」と切り出し、「肝臓の転移以外にも(中略)今だから言いますが 肺だったんですよね」と肺にも転移していたことを告白していた。
大島氏は退院から一夜明けた25日のブログで、メジャーリーグの試合中継を久しぶりに見たことなどを報告。午後6時前の投稿では、「今日も朝から看護師さんの訪問があり これからお医者さんの診察があります。とても有難いのですが少し疲れが出たようで今日は眠気が強いです」と記した。
そして「文字を打つのも大変と感じるときは(体調次第ですが)妻の助けを借りようと思います。言葉は届けたい!妻の手助けを受けても私の言葉は私の言葉受け取って下さい。」と妻に代筆を頼む場合もあること、それでも多くの人に「言葉は届けたい!」との熱い思いを吐露している。