元衆院議員でタレントの杉村太蔵が２６日に放送された読売テレビ「今田耕司のネタバレＭＴＧ」に出演し、子供の新型コロナワクチン接種について、親世代の一般的な見解を示した。

　杉村の娘はバスケットボール部に所属しているとし「合宿へ行く時に『ワクチン打ちましたか？』って当然、そういう話題になると思う」と懸念。「打った子は合宿へ行けるとか、学校の先生からすれば安全じゃない？連れて行くのに」と話した。

　タレント・なるみも「違うトラブルになると思う。打たせてないんですか？その子が行くんですか？って」とうなずいた。杉村は「ただ、１０何歳の娘にこのワクチンを打つかというのは、まったく根拠のない不安。いろんな親が悩みを抱えているところ」と、子供にワクチンを打たせるかどうか迷う親は多いとした。

　元厚労省官僚で元衆院議員の豊田真由子氏は「副反応の話ってフェイクニュースも含めてあふれている。エビデンス（証拠）の中で正しい情報を元に、正しく恐れて判断することだと思う。副反応も、すごい重篤なアナフィラキシーとしばらく痛いとかを分ける必要がある」と、正確な情報を頭に入れておくことが大事だと語った。

　日本人を対象にした副反応のデータ化も進んでいるといい「今は日本で２万人の医療従事者の方のデータを取っていて、若い方の方が副反応は免疫反応が出ている。ただ２、３日で治まる。他にも倦怠感や痛みは出る。鎮痛薬などを飲んでいただけば大丈夫」と話し、さらに「熱が出るのは、体がコロナの免疫を作るのに頑張っていること」と、接種後の発熱についても解説した。