橋下氏 五輪選手「全員14日待機を」ウガンダ問題「特別扱いするから」組織委幹部に迫る
橋下徹弁護士が27日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。東京五輪を前に、入国時に新型コロナ感染が判明したウガンダ選手団に対する対応に批判が集まっていることなどを受け、出演した大会組織委の実務責任者、中村英正MOCチーフに対し「なんでこういうことが起こるかというと、例外ってものを認めるから、ルールが複雑になってくる。原則通り、入国段階で14日間、留め置きってすれば、そもそも濃厚接触がなくなる。そこで潜伏期間も過ぎる」と指摘した。
橋下氏は「ここでオリンピックだけ特別扱いにして、14日の待機を免除して、何日間かだけを待機させるとか、待機もさせずに移動させる、これをやるからルールがどんどん複雑化して、穴が出てくる」と、批判が集まっている五輪の特別扱いを疑問視した。
「オリンピックはこういう感染状況でやるのだから、危機管理の大原則として、例外は基本的には認めないことが政治の力で決めないと」と求めた。
中村氏は「原則通りにやっていく、オリンピック・パラリンピックもひとつのイベントに過ぎないのでルールに基づいてやっていくのが大前提だと思います」「シームレスな対応を作っていくことが大事」と述べた。
橋下氏は「もう30日切ってる段階で、こんなことの繰り返し。またいろんなあらが出てくると思うし、そこにエネルギーさくより、14日間待機にすれば、変なエネルギーを使わなくてすむ」と求めた。