生田斗真「待たせたな!」 映画「土竜の唄」三池監督&脚本クドカン最強布陣で完結編

 俳優の生田斗真(36)が映画「土竜の唄 FINAL」(11月19日公開)に主演することが27日、分かった。2014年から始まった「土竜の唄」の実写シリーズ第3弾となる完結編で、5年ぶりに主人公役を続投する。

 「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載中の高橋のぼる氏による人気コミックが原作で、生田演じるスケベで真っすぐな潜入捜査官・菊川玲二がヤクザ組織を壊滅すべく任務に挑む。日本映画界のトップランナーである三池崇史監督(60)、脚本の宮藤官九郎(50)という前作同様の最強の布陣でフィナーレを迎える。

 シリーズ完結編となる本作は超豪華客船が舞台で、6000億円に及ぶ麻薬密輸取引を阻止するために奔走する。6月中旬に撮影を終えたばかりの生田は「待たせたな!スケベでバカで、カッコ悪くて、カッコいい!そんな菊川玲二に映画館で再び会える。シリーズ最高傑作!まだ出来上がってないけど!激アツ!ファイナル、バッチ来ーーーーーーーい!!」と熱く吠えた。

 三池監督はラストにふさわしい「超豪華新ゲスト」が登場すると予告。シリーズ3作をともにした主演に対して「生田斗真が化け物であることを証明している。喜怒哀楽とスケベの演技の振り幅とリアリティーは人間の域を超えている」と褒めちぎった。

 シリーズ1作目「-潜入捜査官REIJI」(14年)は興収21・9億円、2作目「-香港狂騒曲」(16年)は14・3億円のヒットを記録。公開の度に生田の体当たりアクションや体をさらしまくるガチンコ演技が話題になるだけに、前作超えが期待される。

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