ハイヒールモモコ、月亭八光ら吉本芸人が職域接種
吉本興業は28日、東京と大阪の各本社で新型コロナウイルスワクチンの職域接種をスタートさせた。所属芸人やタレント、社員、その家族を含めた約2500人を対象にワクチン接種を行う方針という。この日は東京430人、大阪280人の規模で接種を受けた。
お笑いコンビ・ハイヒールのモモコは夫の小林政仁さんとともに大阪会場で接種。「生きてきて打った注射のなかで一番痛くなかった」と余裕の表情だった。家族で打てると知り「吉本、すごい!と思った」と話した。夫妻には26歳、22歳、18歳の3人の子供がいるが、モモコは「どうしたい?って聞いたら、3人とも様子を見たいって。ちょっとビビッたんかな。私は打ちいや!って言いたかったけど、何も言わなかった。子供たちがそう決めたので」と2人での接種となった。
3月26日に新型コロナウイルス感染を発表、2週間の自宅待機後に復帰したタレント・月亭八光も夫婦で大阪会場を訪れ接種。「まったく痛くなかったし、気分的にはスッキリした感じ」と話した。
妻のSHINOさんも「針が入った感じしか分からなかった」と、痛みはあまり感じなかった模様。八光は「商売的にいろんな人に会うので打つことは決めていた。早いタイミングになったのでうれしい」とホッとしていた。
同社によると1回目接種はこの日から7月2日(東京本社のみ7月1、2日は外部のクリニックで実施)、2回目接種は7月26~30日の予定で行う。