平野啓一郎氏 五輪中止は手遅れみたいな雰囲気に呑まれるな、感染再拡大の現実を

 芥川賞作家の平野啓一郎氏が29日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大が依然として続く現状に「中止は手遅れみたいな雰囲気作りに呑まれてはいけない」とツイートした。

 平野氏は五輪チケットについて、「自腹購入91万枚が再抽選に スポンサー枠50万枚は対象外」との報道を引用。「なぜ、命懸けの我慢を強いられて、こんなことに協力させられるのか? もう中止は手遅れみたいな雰囲気作りに呑まれてはいけない。中止すべき。感染再拡大の現実を見なさい。政治家や大企業は自分たちがワクチンを打ったからもういいのか?」と投稿した。

 組織委は23日に会見し、「収容人員の50%で最大1万人」の観客上限決定に伴う五輪の販売済み一般チケットの再抽選の概要を公表した。対象となるのは開閉会式と陸上、野球、サッカー、などの8競技で合計97セッション。結果は7月6日未明に発表され、約91万枚のチケットが削減される。スポンサーやIOCなどの関係者向けチケット五十数万枚は再抽選の対象外となっている。

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