藤井聡太王位 防衛戦完敗発進 1勝6敗の大敵・豊島竜王になすすべなく…

 王位戦第1局2日目の対局場へ向かう藤井聡太王位=名古屋市中区の名古屋能楽堂(代表撮影)
 立会人の青野照市九段(左)から封じ手を示され、対局を再開する豊島将之竜王(左から2人目)と藤井聡太王位=名古屋市中区の名古屋能楽堂(代表撮影)
 対局を再開する藤井聡太王位(左)と豊島将之竜王=名古屋市中区の名古屋能楽堂(代表撮影)
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 将棋の藤井聡太王位(18=棋聖との二冠)が、豊島将之竜王(31=叡王との二冠)の挑戦を受ける第62期お~いお茶杯王位戦七番勝負第1局2日目が30日、愛知県「名古屋能楽堂」で指され、後手の豊島竜王が104手で勝利した。

 愛知県出身棋士どうしのタイトル戦。藤井王位は通算1勝6敗と大きく負け越している豊島竜王相手に完敗。地元での開幕局を白星で飾れなかった。

 前日はほぼ互角で指していたが、2日目は午前中から豊島竜王の激しい攻めにほぼなすすべなし。お互い2時間近くの持ち時間を残して、15時35分という早い時間に投了した。藤井王位は悔しさからか終局後もしばらく沈黙し、下を向いた。

 藤井王位は「正確に攻められてしまって、かなり苦しくなってしまったのかなと思いました。自玉が薄いので、粘り方が難しかった」と振り返り、「本局は早い時間の終局になってしまったので、第2局以降、熱戦にできるように頑張りたいです」と気持ちを切り替えた。

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