脅迫受けたコロナ専門家・三鴨廣繁氏「本当に怖かった」 昨夏からTV出演一時控える
愛知医科大学の医師で、日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で立ち上げた新型コロナウイルス対策の専門家チームのメンバーでもある三鴨廣繁氏が1日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演。「殺す」などと脅迫を受けていたことについて「本当に怖かった」と語った。
日本医師会の会長と東京都医師会の会長を脅迫したとして逮捕された無職・蜂須忠夫容疑者(45)が、三鴨氏に対しても、去年から今年にかけて、「コロナ問題から手を引かなければ殺す」などと書いた脅迫文と、果物ナイフやカミソリを送りつけたとして、6月30日に逮捕された。
この事件について、三鴨氏は、「実は昨年8月3日以降、『バイキング』に出演しなくなったのは、これが原因で」と明かした。
しかし、「こういうの(脅迫)には屈してはいけないと、今年からは出演させていただいている」と説明。「私、本当に怖い目をした。自宅の駐車場を変えたりした。やっぱり怖いですよ。果物ナイフなんか送られたら、本当怖いです」と恐怖を語った。
そして、容疑者には「ちゃんと反省して罪を償ってほしい」と呼びかけていた。