神木隆之介 寺田心の先生役で「妖怪大戦」カムバック 11歳→28歳に
俳優の神木隆之介(28)が、寺田心(13)主演の映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」(8月13日公開)に出演していることが1日、分かった。都内で行われた同作の平成・令和バトンタッチセレモニーで明かされた。
昭和に3部作が制作された「妖怪大戦争」は、05年公開のリメークが興収20億円とヒット。当時11歳で主演した神木が、令和版となる新作に主人公のクラス担任・加藤先生役でカムバックする。
平成版で豊川悦司が演じた悪霊軍団のボス・加藤保憲と同じ「加藤」という意味深なネーミング。妖怪・スネコスリを肩に乗せて登場した神木は「小学校5年生から10年以上にわたって関わらせていただき、前の映画の中でもゆかりのある名前だったので、うれしかったです」と目尻を下げた。
平成・令和版でメガホンを取った三池崇史監督(60)は2人の共通点について「人の言うことを瞬間で理解してやってみせる驚くべき才能」と説明。一方で「違うところは、寺田心さんは集中力が落ちるタイミングが早いです。ただのうるさい子供になる時がある。隆はずっと神木隆之介」と明かし、寺田は照れ笑い。
現場では、寺田が神木に当時の心境を質問する一幕も。「そのままの自分でいいよ」とアドバイスを受けたという寺田は、神木から巨大バトンを渡され「すっごく重かったです。いろんな思いが詰まったバトンだと思います。改めてしっかり受け止めたいなと思いました」と大人顔負けのコメントで報道陣をうならせた。