高木ブー 寝ちゃった? サイン本お渡し会中 まさかの「だめだこりゃ!」な姿に大爆笑
ザ・ドリフターズの高木ブー(88)が4日、都内でメンバーを描いた画集「高木ブー画集 ドリフターズとともに」(ワニ・プラス刊)の発売記念イベントを行い、サイン本お渡し会中に居眠りしてしまうハプニングが発生した。トークショーでは昨春に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさんとの思い出話などに花を咲かせ、ミニライブも開催。ファンとの久しぶりの交流を楽しんだが、イベント終盤に体力の限界を迎え、レジェンドの愛らしい姿に会場は大笑いだった。
「次いってみよう!」にも反応ナシ。まさかの「だめだこりゃ!」な姿に会場のみんながほほ笑んだ。
約1時間のトークショーとミニライブを終え、約50人とのお渡し会も終盤。アクリル板越しの写真撮影などファンとの交流を楽しんだ高木だが、残り数人となった時に異変が…。動かない。すっかり眠り込んでしまった。
マネジャーの長女から声をかけられ、なんとか気力を振り絞るが、机につっぷしてしまうなど体力は限界。寝ている高木と写真撮影した男性が「逆に貴重かな」と笑うなど、コントのオチのような爆笑を残し、イベントは閉幕した。
画集は約30年前から描きためたドリフメンバーのイラストをまとめ、発売10日で増刷決定と好調だ。自身扮(ふん)する雷様がコロナに立ち向かっているイラストは、志村さんがコロナに倒れてから完成させたもの。当初は「志村のカタキ!」というメッセージを書き込んでいたという。
6月26日に志村さんの銅像除幕式に参加している高木は「オレには銅像作ってくれる人はいないだろうなぁ。上半身だけでも、うちの前に作るかな」とニヤリ。すでに2回のワクチン接種を終えており「志村が病気で倒れるまでコロナで死ぬなんて考えられなかった。(銅像は)いい顔になっていて、得したね」と目を細めた。
ライブは約1年半ぶり。ウクレレの弾き語りで3曲を披露し、緊張と疲れでお渡し会では睡魔に襲われてしまったようだ。