俳優の高杉真宙（２５）が５日、テレビ大阪・ＢＳテレ東の主演ドラマ「ホメられたい僕の妄想ごはん」（１０日スタート。土曜、深夜０・５６。ＢＳテレ東は土曜、深夜０・００）のオンライン会見に出席。原案となったレシピ本「ホメられるとまた作りたくなる！妄想ごはん」の著者であるミュージシャンの休日課長（３４）も同席した。

　４月に所属事務所から独立後、初主演作となる高杉は、日課とする得意の料理を作り、妄想で美女と食事する平日はサラリーマン、休日はバンドのベーシストという和田理生（まさお）役。「ベース、料理と挑戦が多くて緊張している」と明かした。

　料理は包丁の持ち方から１カ月間、練習を積んだといい、「長ネギのみじん切りの楽しさに気づくことができた」と告白した。“腕”はメキメキ上達中。４日の撮影ではナポリタンを作るシーンを演じたが、現場で食べられなかったという高杉は「どうしても食べたくなって（自宅で）ナポリタンを作ったらメチャメチャおいしかった。びっくりした。求めてた味をしっかり作れたのは初めて」と振り返り、できばえを自賛した。

　初回の石田ニコルをはじめ、全１２話で毎回違う美女が登場する。高杉は「初対面の女性にどう話していいか一つも分からない。毎回緊張してる」と打ち明けた後、「最近は決めてるの（質問）がある。石田さんから『料理されるんですか』『楽器やられるんですか』って聞かれたんで、今後はこれを相手に聞こうと思って。それ以降は（相手役の女性）全員に聞いてる」と会話の“きっかけ”を笑いながら明かしていた。

　また、ドラマが大好きという休日課長は「夢はかなうんだって。想像だにしない展開」と著書が原案となった作品に感激していた。