松本人志「富岳がアホと思われる」文科相の五輪安全科学アピール「富岳に謝れ」
松本人志が11日放送のフジテレビ「ワイドナショー」に出演。文部科学省がスーパーコンピュータ「富岳」を使い、東京五輪における国立競技場の新型コロナ感染リスクが低いとのシミュレーションを「科学的にも証明」(萩生田光一文科相)と発表した件について、「富岳がアホと思われる」「富岳に謝れ」と突っ込みをいれた。
文科省発表のシミュレーションは、1万人が静かに座っている状態だけを設定したにすぎないとして、酷評されている。
松本は、新型コロナ禍がテーマになった際に「富岳の無駄遣いがあったじゃないですか」と提起。「あれ富岳がかわいそうよね。富岳がアホと思われる」と突っ込みを入れて笑わせた。
1万人の観客の中に感染者が10人いたとする設定についても「10人の意味も分からんし、この10人がポンと競技場に来て、オリンピック終わったらポンと消えるわけじゃないですからね。バスや電車乗り継いで、並んで入って、トイレも売店も行く。何を言ってんのかな?」と首をかしげた。
駅や会場内外の混雑などを無視した、不思議な安全アピールだと批判されており、松本はこうした懸案条件を「富岳に言ってないでしょ?」と笑わせ、「富岳に謝ってほしい」と語った。