大腸がん手術の桑野信義 来月からのライブ再開を報告「何だか調子こいて」
2月に大腸がんの手術を受けたミュージシャンでタレントの桑野信義(64)が12日、自身の公式ブログで8月から9月にかけて東京、横浜、大阪で歌手・鈴木聖美とデュエットライブを行うと報告した。
桑野は7日から2日間、大阪市内で行われたシャネルズ、ラッツ&スターでの“盟友”鈴木雅之のコンサートにサプライズ出演。「7月7日&8日の2DAYSから桑野信義は復活させてもらいました 音楽という心のワクチンが見事に効いて楽しくステージを努めることができました 音楽の力って本当に凄いなあ!今回桑野が身をもって証明しましたよ」(文中ママ)と充実感たっぷりに振り返った。
音楽に大きなパワーを得たようで「爺はB型だからさあ…何だか調子こいて LIVEをやる意欲が湧いてきちゃってさ 鈴木聖美お姉ちゃんとのデュエットライブを再度スタートすることにしました。先ず第一弾は…って話しが早いでしょ?勢いづいてるうちにね しかも東京~横浜~大阪だぜぃ!!」と報告。
8月12日(木)に東京・目黒のライブレストラン「Blues Alley Japan」で、9月10日に横浜市の「ビルボードライブ横浜」で、同21日に大阪市の「ビルボードライブ大阪」で公演するとした。
桑野は「私桑野は直腸癌ステージ3~4で1年間闘病してきました 心底辛くて苦しい状況の中 抗癌剤治療から2回の手術を経て今に至りました 皆さんの前でトランペットとホラを必ず吹くぞ!!その目標を掲げてどんなに辛くも決して諦めずに歯を食いしばり乗り越えてきました 今思えばよく乗り越えられたよなあ… とにかく自分を褒めてやりたいです」と、つづった。
現在の体調については「手術で足の神経が傷ついてしまい歩行に少し支障が出ているのと 体内に蓄積された抗癌剤の副作用で末梢神経障害等がまだ出ている」というが「夢を諦めずに目の前の目標を1つずつクリアして行けば 必ず良い結果が出るからね 何度も諦めそうになったけれど 諦めたらその時点で終わりだから… こんな弱虫の俺がここまで来れたんだから 皆んなも絶対にできるし諦めずに病気を受け入れて闘って欲しい お互いに次の目標に向かってクリアしようね ファイトだよ」と、「闘病仲間の皆さん&患者さんを支えている皆さん」に向かって呼びかけた。