エヴァ興収100億円突破 完結編、655万人動員
アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、興収100億円を突破したことが13日、配給の東映から発表された。3月8日から公開され、7月12日までの127日間累計で興収100億1582万円、観客動員655万人を突破した。
07年から始まった新劇場版シリーズの4作目にして、95年のテレビアニメから続く「エヴァ」の完結編。新劇場版1作目の「序」(07年公開、興収20億円)から「破」(09年公開、興収40億円)、「Q」(12年公開、興収53億円)と右肩上がりに数字を伸ばし、ついに大台に到達した。
一部劇場を除き、21日に終映することを発表済み。緊急事態宣言により都心部の映画館が休業した時期もあったが、ラストスパートで36ページの特製冊子やミニポスターなどを入場特典で大盤振る舞いし、リピーターが絶えなかった。
東映は快挙達成に「来場いただいた皆様お一人お一人の存在、思いが届かせてくれた結果です。本当に、本当にありがとうございました」と感謝のコメントを寄せた。