有森也実 35年前公開のリメーク作に別役で映画出演
女優の有森也実(53)が17日、都内で行われた映画「星空のむこうの国」公開記念舞台あいさつに出席。1986年公開の同名映画のリメーク作に、別役で35年ぶりに出演を果たした喜びを語った。
小中和哉監督が35年前に監督デビュー作として世に放った作品をリメークした本作は、パラレルワールドを疾走する少年少女たちの群像劇。86年版でヒロイン・理沙を演じた有森が、今回は理沙の母親を演じている。
ヒロイン役を女優の秋田汐梨(18)にバトンタッチし、別の役で舞い戻った有森は「不思議な感覚。母親になれた様な気分になれた」と笑顔。劇中の「星が見えない」というセリフから「理沙をやった時も言ったセリフで胸が熱くなる。35年の時がそうさせた」と目を細めた。
主演の鈴鹿央士(21)、パフォーマンスグループ「lol-エルオーエル-」の佐藤友祐(25)も出席。35年後の自分を「良い父親になっていたい」と思い描いた鈴鹿は「(未来も)この顔でいるのって大人げない。渋さがほしい。3歳から顔が変わっていないので…」と童顔ならではの回答を見せていた。