鳩山元首相、広島訪問のバッハ会長に苦言「パフォーマンスと言われても仕方ない」
鳩山由紀夫元首相が17日のツイッター投稿で、広島市を訪れたIOCのトーマス・バッハ会長に対して、現地での発言から「核爆弾を落とした米国に対する批判も核廃絶に向けての強い意志も感じられなかった」として、「パフォーマンスと言われても仕方ない」と断じた。
鳩山氏は「バッハ会長が広島記念公園を訪れて献花をした。私は広島を訪れたこと自体を批判するつもりはない」とした上で、「問題はそこでどんな発言をするか注目していたが、核爆弾を落とした米国に対する批判も核廃絶に向けての強い意志も感じられなかったことは誠に残念だった」と指摘。「それではパフォーマンスと言われても仕方ない」と苦言を呈した。
鳩山氏は14日付投稿でも、バッハ会長に対して「最も大事なのはチャイニーズピープルと述べたのはジャパニーズピープルを言い間違えたのではなくて、本音だったのではないか。こういうところに本心が出るのだ」と見解を示した。