バッハ会長の歓迎会強行 山口真由氏「民間イベント止める理由、全くなくなった」
弁護士の山口真由氏が19日、テレビ朝日「モーニングショー」に出演。開催に反対の声があがり、必要性が疑問視される中、感染対策を行うとして東京・赤坂の迎賓館でIOC・トーマス・バッハ会長らの歓迎会が予定通り開催されたことについて、「科学的な問題と、心理的な問題があるとすると、もしかしたら感染症リスクは科学的には少なかったのかもしれませんが、民間はガイドラインを遵守してても、開催を決して奨励されているわけでなく、かなり頻繁に高圧的に止められるところもある」と語った。
司会の羽鳥慎一が「中止された音楽イベントもある」と応じると、山口氏は「こういった形で開催されると、民間に対してもマスクをして、きちんと距離をとっていれば、イベント開催しても大丈夫ですとメッセージを発しなきゃいけないし、これは発してしまったということになる」と指摘した。
そのうえで「これから行われる民間イベントを止める理由、説得性が全くなくなってしまった。問題は大きかった」と述べ、羽鳥が「確かに感染しないのかもしれないが、やはりメッセージが伝わってしまうのかなという気はします」と語った。