林家三平 聖火リレー第1走者「どうもすいませーん!」謎かけはややスベりで苦笑い
落語家の林家三平(50)が20日、東京・中央区立浜町公園で行われた東京五輪聖火リレー点火セレモニーに台東区の第1走者として参加した。台東区長から聖火が点火されると「やったー!ついたついた!」と大はしゃぎ。数メートルを歩いて、第2走者にトーチキスし、2人で「2020、どうもすいませーん!」と父譲りの持ちネタを披露した。
三平は終了後の囲み取材で「寄席が一番多い台東区で第1走者、こんなにうれしいことはありません」と満面の笑み。五輪に期待することを問われると、自ら謎かけを提案し「オリンピックとかけて腕立て伏せとときます。その心は金とれ、金とれ(筋トレ)!」と言うと、失笑が漏れた。「普通はここで拍手が起こるところなんですけどね」と苦笑いだった。
笑点メンバーからアドバイスやエールをもらったという。6月に山梨県で一足早く聖火ランナーを務めた三遊亭小遊三(74)からは「風下には立つなよ。髪が山田(隆夫)みたいになる」、林家木久扇(83)からは「“トローチ”がんばってね」と見送られたことを明かした。
同じ台東区では、デザイナー・コシノジュンコ氏(81)も参加。「すごく楽しかったです。(練習に)ペットボトルを持って、プールを2年間走り続けていました。ちょっとだけ走って、吹っ切れた気がします」と笑顔で振り返った。