玉川徹氏「こうなったら良くないなと思ってるとおりに進んでる」 大会関係者感染に
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が21日、22日に初戦を迎える、東京五輪男子サッカーの日本代表と南アフリカ代表の20日の会見の様子を伝えた。南アフリカ代表では選手2人、スタッフ1人が新型コロナに感染。20日に18人が濃厚接触者と特定され、テレビ朝日の玉川徹氏は「こうなったら良くないなと思ってるとおりに進んでる」と顔を曇らせた。
20日の会見で、南アフリカ代表のターシウス・マレペ主将は「検査もあり移動など大変だが、とりあえず体調は問題ない。ただメンタルはきつい。制御不能な現状だからこそ強くあらねばと思う」と精神面の疲弊を吐露。日本代表・吉田麻也主将も「南アフリカに陽性の選手が出てしまったことは非常に残念。ですが、今大会においてはそこのマネジメントも大事。僕たちが自分がやるべきことに集中していい準備をすることに尽きる」と、厳しい状況に自身らを奮い立たせた。
番組では、同じ20日に新たに大会関係者9人の感染が確認されたと報じた。9人の内訳は、ボランティア1人を含む日本在住の7人とチェコのビーチバレー選手ら海外から来日の2人。チェコの選手は1カ月以上前に2回目のワクチンを接種しており、到着時の検査は陰性。感染対策も徹底していたが、26日の初戦出場は厳しい状況だという。
こうした現状に、玉川氏は「当初こうなったら良くないなと、こういうふうなシナリオになってはいけないなと思ってるとおりに進んでる。心配し過ぎなのかなって自分でもちょっと思いながらも、こうなる可能性が高いんじゃないかと思ってたんですが、結果としてそうなってしまうと、やっぱり残念としか言いようがない」と沈みがちな声で話した。