元ラーメンズ片桐仁も謝罪 五輪演出・小林賢太郎氏の元相方「若気の至りと言えない」
東京五輪・パラリンピック開会式の制作・演出チームの「ショーディレクター」だった、元ラーメンズの小林賢太郎氏(48)が過去のホロコーストを巡る発言によって解任されたことを受けて22日夜、当時コンビを組んでいた相方の片桐仁(47)が所属事務所を通して謝罪文を発表した。
「23年前のラーメンズのコント内での極めて不適切なセリフにより、多くの方々に不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「当時、差別的な表現や不謹慎な言い回しに対する意識が低く、それによって不快な思いをする相手の方がいることを、想像出来ていませんでした。若気の至りと言えない、非常識な人間だったと思います」と自らを省みた。
また「皆様のご指摘により、そのことに改めて気付かされ、事の重大さに気付かず、自分自身が演じてしまった」と振り返り「今後、二度とこのようなことがないように、表現をする際には、一度立ち止まって考えることを心がけたいと思います」と反省をつづった。
小林氏と片桐は96年にラーメンズを結成。09年を最後に活動休止状態となり、20年に小林氏が引退を表明していた。