市村正親と篠原涼子が離婚 24歳差婚から16年 2男の親権は市村に
俳優・市村正親(72)と女優・篠原涼子(47)が24日、離婚を発表した。所属事務所によると、この日都内の区役所に離婚届を提出。13歳の長男、9歳の次男の親権は市村が持ち、慰謝料、財産分与はないという。
2人はそれぞれ署名を添えたコメントで報告。コロナ禍となった昨春から、家族への感染防止を徹底するために篠原が自宅を出て、撮影期間中の別居を開始。しかし「作品が続いたことで別居が基本の生活スタイルとなり、夫婦、親、互いに役者として、新たなカタチを考えるようになりました」(市村)と離婚の原因に言及した。
市村は「私と涼子は言うまでもなく父として、母として、可愛い子どもたちとつながっています」とし「涼子との出会いは私の人生最大の喜びです。そして可愛い子どもたちと出会わせてくれたことを心から感謝しています」と篠原に感謝。親権は自身の強い希望で持つことを明かし「新たなカタチのパートナーとなり、子どもを支えていきたい」とした。
篠原も市村への尊敬の念を示しつつ「私たちなりの新しい形・環境を作って参りたいと二人で話し合いました」と説明。親権については息子2人とも話して決めたとし「私も、これまで以上に母として子どもたちとふれあい、話し合い力強く支えていきたい」と、離婚後も母親として子育てには関わっていく姿勢を示した。
2人は舞台での共演で知り合い、05年12月に結婚。「24歳差婚」が話題を呼んだ。08年5月に長男、12年2月に次男が誕生した。