お笑い芸人のレイザーラモンＲＧが２８日、日本テレビ系「スッキリ」のクイズッスコーナーに、まさかの柔道・阿部一二三のモノマネで登場。東京五輪開会式に、同じ芸人の劇団ひとり、なだぎ武が出演したことに嫉妬の炎を燃やし、閉会式への出演を猛アピールした。

　ＲＧはクイズッスにＶＴＲで登場。柔道着姿にかつらをかぶり、「阿部一二三です」と言いだし、スタジオは騒然。だがすぐにかつらをとって「ＲＧでーす」とあいさつした。

　加藤浩次は「何も似てないもんね、なんも似てない」とあきれた表情。これに天の声の南海キャンディーズ・山里亮太は「ＲＧさんの格言。クオリティーじゃない、スピードだっていうのがある」というと、スタジオも失笑がもれた。

　ＲＧはツイッターで五輪開会式への出演を当日まで猛ＰＲしていたが、夢は叶わず。だが蓋を開けると、芸人界からは劇団ひとりとなだぎ武が出演していたことから「羨ましかった」と本音をもらした。

　そして「まだ閉会式があるんで、もしかしたらというのをアピールしたいと思います」と、閉会式出演を熱望すると、開会式で披露できなかった「オリンピックあるある」を「君は１０００％」にのせて披露。開会式で劇団ひとりが演じたテレビ局員の姿を真似て「他の競技見てて金メダル見逃しが～ち～」と歌って見せた。

　これに加藤は「ＲＧの尺が長くてアスリートに申し訳ない」と、この日紹介しきれなかった選手達に苦笑いで詫びていた。