囲碁・仲邑菫二段 同年代スケボー西矢に刺激「すごいな」井山棋聖と初対局

第1期新竜星戦で対局した仲邑菫二段(左)と井山裕太棋聖=東京・市ヶ谷の日本棋院東京本院(撮影・伊藤笙子)
中学生になり、大人びた印象の仲邑菫二段=東京・市ヶ谷の日本棋院東京本院(撮影・伊藤笙子)
第1期新竜星戦で井山裕太棋聖に挑むも敗れた仲邑菫二段=東京・市ヶ谷の日本棋院東京本院(撮影・伊藤笙子)
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 囲碁の井山裕太棋聖(名人、本因坊の三冠=32)と最年少囲碁棋士の仲邑菫二段(12)が29日、都内で非公式棋戦「第1期新竜星戦」1回戦を行い、井山棋聖が黒番中押し勝ちした。両者の対決は仲邑二段のプロ入り後初。今期から始まった超早打ち棋戦で、時間に追われていた仲邑二段を井山棋聖が圧倒。仲邑二段は「はっきりしたミスはあった。ちょっと後悔しました」と振り返った。

 19年1月以来の両者の顔合わせ。井山棋聖は「その時から実力を見せられて大変強かった。今回は仲邑さん相手というより、強い相手として臨みました」と語り、仲邑二段は「びっくりしました。すごく楽しみだなと思っていました」と話した。

 国際棋戦初勝利、勝率8割と今年は飛躍を続けている仲邑二段。自身の変化を問われると「う~ん…変化はあまりない」と苦笑い。井山棋聖は「非常に若いですし、1番ご自身の努力で成長されていると感じる。今年は悪くても粘り強く、良い対局はうまく逃げ切る印象があるので成長されてるなと思います。勝負師として大事な要素だと思うんですけど、そういうのを感じます」と成長に太鼓判を押した。

 東京五輪スケートボードストリート女子で最年少金メダルを獲得した同年代の西矢椛(13)の活躍に「すごいなと思っています。自分もそうなれるように頑張りたい」と笑顔を見せた。注目競技は「自分が家でやっていた」という卓球。多忙のため見る時間はないが、「結果は見てる。自宅にテレビがないので、YouTubeで見ています」と明かした。

 対局の模様は「囲碁プレミアム」で8月28日配信、CS放送「囲碁・将棋チャンネル」で10月以降に放送予定。

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