ミュージシャン、俳優としても活躍するお笑い芸人・マキタスポーツが、地元の山梨県に受け継がれてきた風習「無尽」をアップデートしたイベント「マキタスポーツのＮＥＯ無尽」（９月１２日、山日ＹＢＳホール）を開催する。

　昨年１０月から山梨放送で冠番組「マキタ係長」がスタート。番組内で構想する地方フェス「大無尽」（２０２３年開催予定）に先駆けたプレイベントとして「ＮＥＯ無尽」を開催することになった。地元の表現者・クリエイターとともに、エンターテインメントの地産地消を目指す。

　「無尽」は、古くは互助会として金銭を積み立てていた風習。現在は定期的に行われる飲み会となっている。

　今回の「ＮＥＯ無尽」では、県内で独自の活動をしている人物が集結。石斧に魅せられて理想の循環型社会を目指したら“縄文人”になってしまった人や、猫の餌が安全かどうか信用できず、ついに自分で原料調達して品質証明できるペットフードを作ってしまった人らが参加する。

　マキタスポーツ自身も、バンドを引き連れて音楽ネタを披露する予定。「“山梨マインド”を全国に知らしめて、面白い文化の発信源にする、それが『ネオ無尽』です。なんかおかしなことやり始めたぞ？と他県の人に気づかれちゃいましょう」とコメントした。