瀬戸大也の妻・馬淵優佳 ネット誹謗中傷に「競技に対する批判は絶対してはいけない」
東京五輪競泳男子代表・瀬戸大也の妻で飛び込み元日本代表、タレントの馬淵優佳(26)が1日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。夫の瀬戸ら多くの五輪代表選手がネットで誹謗中傷を受けていることに、元アスリートの立場から「直接言葉が選手に伝わってしまう分、気をつけなければいけないんじゃないかと思います」と強く訴えた。
番組では、瀬戸が試合後のインタビューで「(ネットで)いろんなことを言われてめちゃくちゃむかつくが、戦っているのは自分」と発言したことを紹介。かなり苦しい気持ちがあったのではないかと問われ、馬淵は「これ、元アスリートとして言わせていただきますね」と前置き。
「やっぱりオリンピックに出れるっていうだけで、本当にすごいことなんですよ。どれだけ努力しても出れない…惜しくも出れなかった選手もたくさんいて。あの夢の舞台で手を抜くとか、いい加減な気持で出るっていうことは、まずどの選手もあり得ないんですよ。SNSのところで『手を抜いてる』とか『試合をなめてる』っていう発言をしていた方がいたんですけども、競技に対する批判というのは絶対してはいけないことだなって私自身、元アスリートとして思います」と力を込めて話した。
さらに「やっぱり、どの選手に対してもリスペクトする気持を持って、直接言葉が選手に伝わってしまう分、気をつけなければいけないんじゃないかと思います。テレビを見て周りの人といろんな話をするのは自由なんですよ。それは自由なんですけど、相手に届いちゃうところで発言するのはちょっと気をつけた方がいいかなっていうのは感じます」と、雑談と選手に直接伝わってしまうSNSとは違うと強調した。
今回の大会では、瀬戸以外にも卓球混合ダブルス金メダルの水谷準、サーフィン男子銀メダルの五十嵐カノア、体操男子個人総合金メダルの橋本大輝ら多くの選手がSNSで誹謗中傷を受けている。