「鳥人間」2年ぶり復活 MCナイナイ矢部 感動シーン続出に「琵琶湖の五輪」

 「鳥人間コンテスト2021」に出演する(前列左から)高橋ひかる、羽鳥慎一アナ、矢部浩之、ファーストサマーウイカ、西川貴教(後列左から)荻原次晴氏、渋谷凪咲、向井慧、盛山晋太郎、リリー=滋賀・琵琶湖松原水泳場
 人力プロペラ機部門に出場した前回王者の「BIRDMAN HOUSE 伊賀」チームの飛行
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 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止された「鳥人間コンテスト」が2年ぶりに復活することが1日、わかった。43回目となった伝統の大会は7月31日、8月1日に滋賀県彦根市の琵琶湖松原水泳場で開催され、滑走機部門に12機、人力プロペラ機部門は前回王者で3度目の優勝を目指す「BIRDMAN HOUSE 伊賀」など11機が出場。9月2日に読売テレビ・日本テレビ系「鳥人間コンテスト2021」(後7・00)として放送される。

 前回に続いてMCを務め、激闘を見守ったナインティナイン・矢部浩之(49)は「去年中止になってるんで、参加者がいつもより熱い思いでフライトしてくれた。今までで一番熱い鳥人間コンテストになっているんでは」と印象を明かした。

 スタジオゲストで滋賀ふるさと観光大使の西川貴教(50)が「滋賀を舞台に使っていただき、誠にありがとうございます」などと地元をPRすると、矢部は「来年(大会に)参加するかもしれません」と発言。

 西川は「昨年、特別版(の放送)で映像を通じて鳥人間の皆さんの熱意を受けて僕自身、高まった。(今回は)致し方なく、直前まで意思が固まってたが、残念ながら飛べなかった。その思いを…」とごまかしながら話した。

 西川は、報道陣からも「挑戦するかどうか宣言を」と迫られたが、再び「あらゆることに対して、これから挑戦する気持ち。僕自身の行動、これからの生きざまで伝えて行ければ」とのらりくらり。矢部は「やるならトレーニングしないといけないし、生半可な気持ちでは出られない」とフォローしつつ、「矢部目線からでいいですか。西川さん、出ます!」と断言した。

 東京五輪競泳女子200メートル&400メートル個人メドレー2冠の大橋悠依選手(25)を輩出した彦根市での大会。矢部は「オリンピックでたくさん感動させていただいているが、負けず劣らずの感動シーンがある。『琵琶湖のオリンピック』だと思っている」と命名した上で、「名言も覚えてる、あるパイロットの。泣きながら『分かってる。でも好きなんだ』って。僕は忘れない」とアピールした。

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